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最終審査会
3月21日(火/祝日)、Sustainable Fashion Design Awardの最終審査ファッションショーが、学校法人文化学園遠藤記念館大ホールにて開催されました。
最終審査員や多くの観客が見守る中、応募総数950件を超える応募の中で審査を通過した6名(ウェア部門3名、ファッショングッズ部門3名)によるファッションショーを実施。最終審査員である、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパン株式会社代表取締役社長ノルベール・ルレ氏、デザイナーでアーティストの篠原ともえ氏による厳正な審査の結果、ウェア部門の大賞は成瀬 擁汰氏(国際ファッション専門職大学)、ファッショングッズ部門の大賞は染谷 崚斗氏(東京モード学園)が受賞いたしました。
アパレルのプロによる制作補助や、ショーディレクターと1次審査通過者自身による議論を経て作り上げられたヘアメイク等により、プロのサポートを受けつつも通過者自身の感性と技術、想いが詰まったショーとなりました。
ランウェイ
1次審査通過者は、1名につき3ルック/グッズの作品を創りあげ、ランウェイにて披露いたしました。どの作品も、短い製作期間の中でありながら、素材にこだわり、高い技術力で仕上げられ、会場を訪れた観客を魅了していました。
トークショー
1次審査を行った、LVMHウォッチ・ジュエリージャパン、株式会社ショーメ ディビジョン取締役ジェネラルマネージャーの蒲谷直子氏、キュレーター/京都服飾文化研究財団理事の深井晃子氏、特別アドバイザーでテキスタイルデザイナー須藤玲子氏、特別ゲスト ファッション・ビューティクリエイティブディレクター、東京観光大使のミーシャジャネット氏によるトークショーも開催されました。1次審査のポイントやファッション産業におけるサスティナブルな取り組みの重要性についてのお話がありました。
授賞式
授賞式では、ウェア部門の優秀賞が最終審査員であるノルベール・ルレ氏から、ファッショングッズ部門の優秀賞が篠原ともえ氏から授与されました。そして、ウェア・ファッショングッズ両部門の大賞が小池百合子東京都知事より授与されました。
バックステージ
バックステージでは、1次審査通過者自身がモデルへのフィッティングを行った他、ランウェイに登場する直前まで入念な最終確認が行われました。緊張感の中でのショーの制作現場体験は、1次審査通過者自身がファッション業界でこれから活躍するうえで、大切な経験になったと思われます。