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一次審査通過者発表
（ウェア部門）

東京モード学園

衛藤美えとう　ちゅら

作品名：大正ロマン
- 大正時代の学生服をイメージ
- 着なくなった着物を繋ぎ合せてパッチワーク
- サスティナブルを意識
ポイント
- 様々な着物の柄を繋ぎ合せる
- 色味の似ているものを選んでデザイン
- スカートは袴をイメージしたプリーツに
審査員の主なコメント
- 着物が持つ絵画性が生かされている
- シンプルだが着物の柄が生きる使い方
- とにかく恰好良い。袴のようなデザインに興味が沸く
東京モード学園

川本淳かわもと　じゅん

作品名：PASSION　～情熱～
- 着物の特徴（手縫い・花柄・ドレープ）を活用
- 曲線のボディラインでかっこかわいいデザインに
- 伝統的な着物の手仕事の技術を表現
ポイント
- 三角形に裁断した着物生地を繋ぎ合わせて曲線を描く
- 生地はゴールドの糸を使用して手縫いで縁取り
- ブラックの刺繍レースと組み合わせ色のコントラストを意識
審査員の主なコメント
- 伝統と現代が融合したファッション性の高いデザイン
- 実物となった作品を見るのが楽しみ
- 着物やサステナビリティの本質を踏まえており深みがある
国際ファッション専門職大学

成瀬擁汰なるせ　ようた

作品名：重景纒（ジュウケイテン）
- 日本の四季折々の情景を重ねて纏（まと）うというテーマ
- 受け継がれる服、繰り返されてゆく服を提案
- 現代社会のサステナブルなライフスタイルと融和
ポイント
- 夏の着物（紗袷・しゃあわせ）から着想
- 反物の幅を生かし直線で裁断することで生地のロスを減少
- 縫い糸をほぐすことで元の反物に近い状態に
審査員の主なコメント
- 着物の文化を研究しモダンにデザインしている
- 着物の構造や裁断などからサステナブルを意識
- 平安の着物を思わせつつ非常に現代的なデザイン