文字サイズ変更

東京都知事賞候補
二次審査通過者発表
(ウェア部門)

特別選抜賞候補発表はこちら

  • 赤間 隆太郎

    赤間 隆太郎

    国際ファッション専門職大学

    赤間 隆太郎 あかま   りゅうたろう

    作品名:縫い継ぎ

    ポイント

    • 組紐は、割れ目部分に組紐を縫い付け、金継ぎの金化粧を表現。
    • 中綿:伝統的な和紙製造技術をベースに表現。
    • 金継ぎをテーマに、違う柄で折衷の美しさを表現。

    審査員の主なコメント

    • 生地だけでなく伝統技術を継承している。
    • 実家の着物を使いコンセプトを再現した所が面白い。
    • デザイン通りによく制作できている。
  • 内田 エリザベータ

    内田 エリザベータ

    一般応募

    内田 エリザベータ うちだ

    作品名:重 (じゅう)

    ポイント

    • 汚れやシミなどで使えなくなってしまった着物で一部分ずつ使用。
    • ズボンの腰回りのデザインは着物の「衣紋」をイメージ。
    • コルセットと着物を掛け合わせ、 洋風と和風の両方の構図を活用。

    審査員の主なコメント

    • 日本人だけでなく海外もターゲットとなる。
    • 着物の淡い色味を現代にアップデートしていて良い。
    • ディティール、機能性のバランス感覚が良い。
  • 佐藤 愛海

    佐藤 愛海

    東京モード学園

    佐藤 愛海 さとう   まなみ

    作品名:もったいない

    ポイント

    • 日本の “もったいない”を広めたいという思いからデザイン。
    • 江戸時代の寒さから身を守る衣類を作っていた技法を用いて、デニムから独自のテキスタイルを使用。
    • 直線的なパターンにすることにより裁断する時に出るはぎれを少しでもなくす。

    審査員の主なコメント

    • デザイナーのパーソナリティをひしひしと感じた。
    • 手仕事の強さが出ていてとても良かった。
    • 手編みで愛着を持つ素敵なストーリー。
  • 田村 香奈

    田村 香奈

    文化服装学院

    田村 香奈 たむら   かな

    作品名:和服ワークウェア

    ポイント

    • 平安貴族の仕事着である束帯をイメージした上半身に、下半身は馬乗り袴をイメージ。
    • 腰にあるポシェットは室町の甲冑をオマージュしている。
    • 動きやすさ等を含め和服要素を取り入れたカジュアルデザイン。

    審査員の主なコメント

    • 着物を後世に残そうとする着物愛に溢れた作品。
    • テキスタイルの使い方が良い。
    • 着物デザインの再評価につながる。
  • 並木 力也

    並木 力也

    文化服装学院

    並木 力也 なみき   りきや

    作品名:流

    ポイント

    • 平面でも様々な体型に対応し、 身体に沿う事が出来る、 プリーツ加工を採用。
    • プリーツで、時代を流れ動く様を表現。
    • 長方形のパターンで構成する事で、生地を無駄なく使用でき、社会課題であるSDGsにアプローチ。

    審査員の主なコメント

    • コンセプト、機能、デザインが完璧。
    • 裁断のサステナビリティなども完成度が高い。
    • 手でプリーツ加工しているのもすごかった。
  • 野元 嗣英

    野元 嗣英

    東京モード学園

    野元 嗣英 のもと  じえい

    作品名:Space-kimono-suit

    ポイント

    • 古い部分を取り替えるという宇宙船と着物の共通点に着目。
    • 宇宙服のようなディテールに加えてボタンを外すことにより袖の長さ、パンツの丈の長さを自由に調節できる。
    • 付属品を自由に 取り外しできる。

    審査員の主なコメント

    • 着物を宇宙服に昇華させる発想が面白い。
    • コンセプトの再現性やユニークさのバランスが良い。
    • パターンのクオリティとデザイン力がある。

特別選抜賞候補発表
(ウェア部門)

  • 赤塩 葉月

    赤塩 葉月

    一般応募

    赤塩 葉月・岩間 夢々 あかしお  はづき  いわま   むむ

    作品名:想い出

    ポイント

    • 表地にシワを作りながら接着していき、立体感を出していく。
    • ボリュームを出しつつ重量感が出ないようバランスをとる。
    • 着物の直線的な部分を活かしつつ、洋服として近代的なデザインに。
  • 立澤 拓都

    立澤 拓都

    文化服装学院

    立澤 拓都 たちざわ  たくと

    作品名:ほころび

    ポイント

    • 着物が生地の上からほころぶ様子をデザイン。
    • 素材やテクスチャのレイヤードでほころびた素材の下から他の素材がのぞく。
    • 履き潰す着潰す捨てられたり等のほころびた布もまぜてパッチワークすることで、「ほころび」を表現。
  • 中村 瑛美

    中村 瑛美

    多摩美術大学大学院

    中村 瑛美 なかむら  えみ

    作品名:ハレの日

    ポイント

    • 手仕事ならではのぬくもりや柔らかい印象を大切にした。
    • ドレーピング技法をもちいて身体に合わせて立体的なデザインに。
    • 織り込んだ布端もフリンジとして再利用。

二次審査通過者発表